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卒業式に想う。

卒業式といっても、子どもたちが次々に大きくなっていくのでうちでは年中行事のようになっていて、私にとってはわりと日常の一コマ。なんてね。
特に高校の卒業式は、式にだけ出席してさらっと帰ってくるので、記念撮影もないし、気負うこともなし。
部活の先生に挨拶して。とだけ心づもりして出向きました。

三寒四温のこの季節。
昨日は極端に「寒い」ほうで、しかも細い雨が横なぐりで一張羅のハンドバッグを濡らしていました。

体育館では保護者席の後ろのほうに落ち着き、期せずして二人の子供が通い、都合6年間のご縁があったこの学校にも足を運ぶのはこれが最後だな。
と思うと、なぜかやたら体育館の天井に目が行き、バレー部だった娘は休みもない練習の日々で、落ちてくるボール、上がっていくボールを追って何千回何万回この天井を見上げたのだろう。
なんて考えていました。

卒業式は滞りなく終わり、
「これにてすべての式次第を終了します。」
との司会の言葉を
「ちょっと待った!」と生徒が遮り。

突然卒業生たちがザっと振り向き、自主的に企画した呼びかけと合唱のパフォーマンスが始まりました。
秘密裏に生徒たちが企画しているとはいえ、実は伝統的に恒例なので、
私は「待ってました!これを撮りに来ました。」とビデオカメラを回しました。
カメラのフレームに保護者の頭が入らないように、少しでも高く・・・と手を伸ばし続けたので、手がもう限界・・・いやいや、まだがんばれ・・・なんて自分と対話していたため、結局ちっとも呼びかけの内容は入ってきませんでした。

それが終われば卒業生は退場。
たくさんの卒業生がいる中で、わが子を目でキャッチできる自信がないなーと次々に出ていく生徒たちを拍手で送っていました。

不意に、ふわっと外からの冷たい風に髪がなびいたわが子の姿をとらえ、白く切り取られた出口に消えていくその瞬間。
私は思いもかけず号泣していました。

楽しかったであろう、3年間。
頑張ったであろう3年間。
つらいこともあったであろう3年間。
本人にしかわからないものを抱えて。

高校生活すべてが終わる瞬間。
それが体育館後ろの出口でした。
私は300数十人の生徒たちの旅立ちに、これからの道を想い、みんなみんな幸せでありますようにと、拍手を送り続けました。


実は私は卒業式に向かう途中、パールのイヤリイングを片方落としてしまいました。
もう25年もこれぞという時につけていたイヤリング。
これだけはなぜか失くさないのよね。
なんて思っていたけれど、落としてしまったようです。

帰り道に、雨降る中に落ちていたら気の毒だな。
と申し訳なく思いながらも少しだけ期待して、アスファルトに白いものが落ちていないかと目を凝らしましたが、大体落ちているものはタバコの吸い殻だけでした。

今度駅に行ったときにもう一度、届けられていないか聞いてみようと思います。

ただ、なんとなくですが、もしかしたら、と思わなくもありません。
大事な時には必ずつけていたイヤリング。
何かの身代わりになってくれたのかもと。

うん。そういうこともあるかもな。





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雨ちゃん

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